土方が31歳からwebライター始めてみた

製造、土方をやっていて、パソコンすら持っていなかった31歳がwebライターを始めます。

パン屋ではおにぎりを売れ

昨日買った本のタイトル

 

本を選ぶ際の基準としてタイトルはとても重要だと思う

 

特に今回買った本のように、わかりやすくインパクトのあるタイトルのメリットは大きいと思う

本が特別好きじゃない人の関心を引けるからだ。

 

本を読むことが習慣化されているような人ならば、「本を買うか買わないか」という第一関門は自ら開けている。

そうなれば、「何を買うか」からスタートするが、本を読むことに慣れてくると自分の好みも理解してくる。

 

タイトルを見て内容をパラパラと見て把握し、言葉遣い、言い回し、文字のサイズ、大まかな内容、それらを吟味し興味の持てる内容、自分にとって必要なものが書かれているものかを判断し購入にいたる、もしくは自分が買いたいと思っているジャンルをどかっとまとめて買う。あとは周囲の評価を見て買うこともあるだろう

 

当然人にもよるから、タイトルや、感覚で買って「遊ぶ」人もいるだろうが、それは小説などの話で、ビジネス書や学術的なもの、政治、経済なんて知識を取り入れたいジャンルでそういった遊びは中々しづらい部分がある

それに、そういった本に関心があるような人は、限りある時間を惜しみなく、かつ効率的に使いたいという思考の人が多いはずだ

 

しかし本を読むことが習慣化していない、そこまで本に対してストイックさを持ち合わせていない

けれども、本を読みたいという気持ちはある人たち

 

いまの時代それが特に多いのではないかと思う

100年時代だなんだ、少子高齢化が進み年金がもらえないだとか、若い人が起業したり、ネット配信やアプリを作って稼いで、すぐにだって、誰にだって稼げるんだっていう声もある。

悪い意味、良い意味どちらのアプローチからでも、個人で生き抜く時代にあることを推すエネルギーが常に漂っている

 

そんな飽和状態に住む人達は、焦りや不安を持ちながらも本に対するハードルの高さ、読もうとする意思を持つことのストレスがあったりする。

そんな時に表紙が分かりやすく、フックとして機能する興味を惹く、ある種かんたんで分かりやすいのではないかと思わせるタイトルがいま一番売れ筋のフォーマットじゃないかと思う

 

見た目の取っ掛かりやすさで買う人を引き込み、内容が良ければ本が好きな人にもその評判が広がる一石二鳥のシステムにもなっている

 

キングコング西野さんの著書や、オリラジの中田さんのユーチューブが流行る理由もそこにあると思う

 

もちろん本人に魅力があってからこそで、ファンとして本を買ったり、ユーチューブを見ている人もいるが、キングコング西野、オリラジ中田というネームタイトルがとっかかりやすいものにしてくれているというのも大いにあるはずだ

 

沢山文字が詰め込んであり、内容が濃ければ濃いほど、得ではある気がするのだが、購入まで持っていくには、文字のサイズを大きくし、漢字を減らしレイアウトの面でも空白を増やし、厚みも薄い方がいいのだろう

 

分厚くても1日1ページずつ読むように進める本も結局はハードルを下げる意味で同じ

 

本のタイトルをタイトルにしながら中身について何も紹介せずに終わったが、タイトルだけでガッカリしない面白い本であることくらいはさすがに言っておく